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雨宮処凛・萱野稔人『「生きづらさ」について』(光文社、2008)

雨宮処凛・萱野稔人『「生きづらさ」について』(光文社、2008)

労働者の貧困についての言説で知られるジャーナリスト雨宮氏と津田塾大で権力構造の研究を行う萱野准教授との対談。

雨宮さんといえば、いじめ経験、居場所を求めての右翼団体入り、のちの労働問題から左翼への転向という経歴で、なにやら薄っぺらいサヨくささを感じるイメージでしたがあにはからんや!少女時代のいじめ経験を振り返り、そこに構造的分析を行う目線は冷静そのもの。

いじめ経験を振り返り語る、クラス内での過剰な同調圧力、生きづらさの根源。不機嫌な職場に通じるものがあります。

【引用】
◯空気を読んでいるときが一番きつかったともいえますね。…教室内や部活内のいじめがいつ自分に来るんだろう、と日々ビクビクして過ごしてあましたから。いつか自分にくることはわかっていて、そこから逃れるために一日中神経を使うという状況のほうが、いじめられているときよりもある意味できつかったかもしれない。

◯(萱野准教授)いじめは、子供や若者たちのコミュニケーション能力が下がって、人間関係が希薄になったから起こっているのではありません。逆に、コミュニケーション能力がここまで要求されて、何らかの緊張緩和がなされないと場を維持することができないから起こっている。そこで実践されているのは、空気を読んで、相手の出方を先回りし、まわりに配慮しながら場を壊さないようにする、という高度なコミュニケーションです。
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