外山軍治『則天武后 ―女性と権力』(中央公論新社、1966)

外山軍治『則天武后 ―女性と権力』(中央公論新社、1966)

唐の太宗の側室だった武照(のちの則天武后)は、その世継ぎ高宗に見出され皇后となり、死の前年までの15年間にわたり政権を担う。

政権運営、妖僧の重用、知識人女性の活用などから、我が国の推古天皇がモデルケースにしたとも言われます。

のち武后が皇帝を称して国号を「周」と改めたことから、のちに「武周革命」と呼ばれた武后の政権であったが、しかし旧唐書、新唐書、資治通鑑など正統の史書はこれを認めず皇帝扱いはせず、わずかに「則天"皇后"本紀」として記録に残すのみであった。

著者は京大史学科から大阪外大教授になった東洋史学者。中近世の中国史が専門だったようで、他に『岳飛と秦檜』『金朝史研究』『顔真卿』などの著書があります。

66年の刊行なので、武后が女性であることを過大に見る傾向がありますが、功罪の双方に触れた中立的な評伝といえます。
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