マキューン『エッセンシャル思考』(かんき出版、2014)

シリコンバレーのコンサル社長が「考え方」の考え方を語ったもの。

「最も重要な1%」のために99%を捨てることを問うており、必要十分、選択と集中といったミニマリズムにも通じる姿勢がうかがえます。

あるいは仕事を減らすことで成果を増やす、"Doing more with less"の思想。

虻蜂取らずの無理ゲーを強いてヒトを使い潰す上司、組織は大いに学ぶべきところです。

なかでも一章を割いて語られる「トレードオフ」の哲学は圧巻。


【本文より】

◯規律なき拡大は失敗への道

◯何かに「イエス」と言うことは、その他すべてに「ノー」ということなのだ。/何かを選ぶことは、何かを捨てること。この現実を受け入れられない人は、コンチネンタル航空と同じ運命をたどることになる。中途半端に片足ずつ突っ込んで、あれもこれも失うことになるのだ。

◯トレードオフから目をそむけても、トレードオフから逃れることはできない。

◯非エッセンシャル思考の人は、トレードオフが必要な状況で「どうすれば両方できるか?」と考える。だがエッセンシャル思考の人は、「どの問題を引き受けるか?」と考える。これはタフな問いであると同時に、より大きな自由につながる問いだ。

◯仕事の世界では、誰もが他人のスプリンクラーのおこぼれにあずかろうとしている。上司は自分の企画にあなたを巻き込もうとしているし、同僚は自分の手が回らない仕事をあなたに任せようとしている。

◯ボトルネックを特定するうえで注意しておきたいのは、生産的な行動が大きな邪魔になる場合もあるということだ。メールで情報共有したり、完成度を高めるために書き直したりーそういった前向きな行動が、今回の目標を達成するうえでのボトルネックになるかもしれない(目標は草稿を作ることであって、美しい完成版ではない)
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