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ペレグリーノ『ダスト(上)』(ソニー・マガジン、2002)

ペレグリーノ『ダスト(上)』(ソニー・マガジン、2002)

サスペンスの皮をまとったバイオSF

ダニの異常発生、血吸コウモリの凶暴化、原因不明の異常事態。消える昆虫。
異常プリオン、ロードアイランドの封鎖、真相に迫りかけると同時に死に直面する科学者。

とSFの構成要素が盛りだくさんです。

ハードSFでは科学者の生き様も重要なポイントですが本書ももれなく。

といって『星を継ぐもの』のハントやダンチェッカーのようなダントツの主役は見当たりませんが、お話としてはその分悪役ジェリーが読ませます。
表向きは強烈な魅力を持ち周囲を惹きつける伝道師、つまづいて囚人となっても看守を丸め込む力量を持っています。下巻での活躍にも期待。

【本文より】
◯そしてジェリーの見たところ、母親は失読症の子どもたちに新しい道を示すという無駄な仕事で、知性という財産をみすみす浪費していた。

◯”無知が恵みである土地では、賢明になるのは愚行でしかない”

◯「わたしの業績に疑問をもつなと教えたりするのは、教師として適切ではないな。なぜなら、優秀な科学者ならば、すべてを疑ってかかることを決して忘れてはいけないからだ」




■下巻では40ページを費やして作者による「リアリティチェック」の解説が。SF設定好きにはたまらぬものです。 記事

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