早川書房Kindleセール(〜27/12/4)

早川書房Kindleセール(〜27/12/4)

まとめサイト(電子書籍の司書さん)で402件紹介されていますが、「グイン・サーガ」シリーズとラノベがかなりの分量を占めているのでそれ以外を拾ってみました。

■小川一水
『天冥の標』シリーズ
 → 大河SFにして徹夜小説。舞台はめまぐるしく展開し、過去から未来、現在から過去へ。やがてお話は一つの筋に収斂し。27年12月には最新刊が予定される。
 
『天涯の砦』
 → 宇宙ステーション災害SF。真空中での死亡の描写や周辺環境の描写がリアルで作品世界に入り込めるとの評判です。

『時砂の王』
 → 時間遡行、時間線の分岐。自らの役目を果たすことで時間線は変化し、元の時代に帰還できなくなる悲運を生きるアンドロイド。

『老ヴォールの惑星』
 → 短編集。代わり映えしない漂流の風景を描く著者の筆力が光ります。

『第六大陸』(1・2)
 → 財閥のお嬢様が宇宙開発のため人材を募り企業を買収。変人エンジニアと熱血部下、物語は展開し、お嬢様は小学生から高校生に。お嬢様のわがままを支援する祖父、財閥総帥の暗躍。

『復活の地』(1〜3)(2012)
 → 帝国、災害、外敵、国家の再生。リアル要素強めのファンタジーSFの雰囲気。

以下はライトな感じです。

『フリーランチの時代』(2011)
『青い星まで飛んでいけ』(2011)

■神林長平
『ルナティカン』(2003)
 → 独自の言語観でとっつきにくい印象のある著者ですが、これは読みやすそう。アンドロイドに養育された少年。明らかになる出自。二級扱いされる民族。

『あなたの魂に安らぎあれ』(2012)
 → 人類文明を引き継いだアンドロイドに伝わる伝説。核戦争後の火星。破壊神。人類とアンドロイドの抗争。

■伊藤計劃
『虐殺器官』(2010)
『ハーモニー』(2010)
『The Indifference Engine』(2013)

→ 有名どころ。夭折の天才、SFの読後感の極地を持つ作家です。

■円城塔
『Boy’s Surface』(2012)
『Self-Reference ENGINE』(2012)
『バナナ剥きには最適の日々』(2014)

→ 伊藤計劃の盟友、未完の遺作『屍者の帝国』を引き継いで完成させたりします。未読ですが理系魂あふれるハードSF系統な印象。

■その他

光瀬龍『百億の昼と千億の夜』(2010)
 → 人生の不条理を描くSF。プラトン、ブッダ、イエス。ファンタジーじみた登場人物の口を借りて人生を語る。ものとあらすじから予想。

山田正紀『神狩り』(2010)
 → 天才科学者と未知の文明、というハードSF的道具立てながら、それが情報工学者で大正が古代文字というロマン。古代SF、神の実証。

柴田勝家『ニルヤの島』(2014)
 → 死と人間行動。遺伝子とミーム。うまくまとめた「文化人類学SF」

小野寺整『テキスト9 』(2014)
 → なんか凄そうなハードSF。老物理学者と弟子。異端の排斥。感情操作薬、謎の言葉、知性進化系統樹、金融の可視化。ゾクゾクきます。

藤井 太洋『Gene Mapper -full build- 』
 → ハードSF。遺伝子設計、強化作物。エンジニアが活躍する本作はSFの魂にあふれています。(途中で断念)

藤井太洋『オービタル・クラウド』
 → スペーステロとか。重厚な印象の著者です。

飛浩隆『グラン・ヴァカンス 廃園の天使I 』
   『ラギッド・ガール  廃園の天使II 』
 → 人類が消えた仮想リゾートを維持するAI。外敵の登場と環境の変化。「Ⅱ」が謎解き編のようです。

野尻抱介『太陽の簒奪者』
 → 水星から噴出した鉱物資源が太陽リングを形成、意図不明の異星文明の仕業で日照量が減少し地球は存亡の危機へ。で、科学者が破壊ミッションに旅立ちつつ謎に迫るお話。

野尻抱介『沈黙のフライバイ』
 → アンドロメダ星系とのファーストコンタクト。ほか宇宙SF短編集。

吉上亮『パンツァークラウン』(フェイズ1〜3)(2013)
 → 強化外骨格の人が出てくる近未来SF

宮内悠介『ヨハネスブルグの天使たち』(2015)
 → ロボット、アフリカ、戦災孤児。ドラマ要素強めのSFか。

下永 聖高『オニキス』(2014)
 → 2013年デビュー、若手の時間SFの人。
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