スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鈴木博毅『最強のリーダー育成書「君主論」』(KADOKAWA、2015)

鈴木博毅『最強のリーダー育成書「君主論」』(KADOKAWA、2015)

商社→コンサルを経て独立、戦略論や企業史の研究を深め、韓非子の解説書などを物した著者によるリーダー論。
マキャベリ「君主論」を噛み砕いて現代に適用する読み方を示しています。

組織で栄達するため、あるいはただ生きのびるため。
何を見て、どう判断し、どう動くか。

本書では言及されていませんが、官僚としての栄達に失敗し隠棲の日々に「君主論」を書き上げたマキアヴェリの後悔と観察、失敗例からの成功アドバイスという観点で噛みしめることもできます。

【本文より】

◯組織で出世してよい思いをしたければ、勝てる人につく必要があります。
 上司の「生き残る力」の高低も、あなたが判定いなければなりません。

◯自分の人生を他人に操られる者が、豊かな人生を遅れるはずがない。
 変化の波を乗りこなせない者は、今の立場さえ守れない。
 だからこそ、マキアヴェリは常識を否定してみせるのです。

◯成果を決めるのはあなたではなく「状況」なのです。

◯「よいリーダー」であろうとすることも、過度になれば部下に操られます。

◯外からの評価に過剰に気を取られると、無駄な消耗につながることです。
 それは人生の主導権を失うことなのです。

◯君主が問題の最前線に姿を現すのは、支配力の象徴としてなのです。

◯君主の知恵は、行動することです。
 支配力を高める機会を逃さないことです。

◯誰かが自分に何かをしてくれるとただ期待するのは、愚かです。
 そんなことは、稀にしかおこりません。
 自分の力による成果ではないので、再現もできません。




■原典はいろいろな翻訳で読むことができます。
中公BIBLIO版 比較的馴染みやすい


岩波文庫版 


講談社学術文庫版



■入門編もいろいろ
マキアヴェッリを熱愛する”塩婆”先生


大学院生(当時)による物語風解説



■発展的批判

進化心理学とゲーム理論で『君主論』や『孫子』、クラウゼヴィッツ『戦争論』が説明できるという橘玲氏による指摘が興味深い。


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

望月もちお

Author:望月もちお
インドア派です。
本棚 http://booklog.jp/users/mocciom

もちお家TW
Twitterより
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。