就活に失敗したけど何とかプライドを保ちたい新卒さんへ

イトコが就活に失敗し、父親のコネで田舎の会社に就職することになった。

4年前。
地元の進学校で良い線行ってた彼は受験に失敗、第一志望の早慶どころかマーチ、ニッコマにも引っかからず大東亜クラスの大学へ。

「再受験する!」
と息巻く青年。

しかし彼の熱意はお勉強には向かず。
グンマーの下宿からせっせと東京に通い、広報やITといったおしゃれなアルバイトに精を出していました。

やがて罪は身に報い。
再受験もならず、
彼の高いプライドは己の母校、大学名を良しとせず。

就活がうまくいかないのも、
父のコネで就職せざるを得ないのも。

彼の歪んだ世界観は「就活の不当さ」を攻撃。
優しいイトコのお兄さんとしてフンフン聞いてあげる僕。


ここが大きな違いで、
いわゆる高学歴、上位ランクの学生さんだと、

「不当なものをどうクリアするか、仕組みを知ってどうハックしていくか。」

という観点で動けていたんだろうな。


主観的な能力と自己評価
それに比して余りにもランクの低い大学名

やるせない怒りが彼の中にある。


やりとりを通じてこんな感想を持ちました。
いっそプライドがなければ、ゴミとして生きることを良しとすれば。
「コネ就職、よっしゃー!」で幸せに生きられる。

30代の目線で気づきました。
これって出世コースから転げ落ちたオッサンの悲哀に通じる。

最初からコース外なら気にならなかったはずのもの。
上司の茶番に付き合う、調子のいい同僚と一緒に踊る。
そういうことでしくじって出世コースを外れた自分。

ある意味、人類あるあるのようです。

古代中国。
コミュ障でキャリア官僚の道を捨てる羽目になった屈原(くつげん)。
ニート生活でフラフラしているときに、近所のおっさんに諭される。


「人々が酔っているならば、どうしてその酒かすを口にして、その薄い酒を飲もうとしないのですか。どういった理由で深く考え、お高くとまって、自分から追放されるようなことをしたのですか。」と。

「衆人皆酔はば、何ぞ其の糟(かす)を餔(くら)ひて、其の釃(しる)を歠(すす) らざる。何の故に深く思ひ高く挙がりて、自ら放たしむるを為すや」と。

屈原「漁父辞」
http://manapedia.jp/text/1976?page=2


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