カウフマン『たいていのことは20時間で習得できる』(日経BP社、2014)

P&Gの元マーケターで、『Personal MBA』が大評判を取った著者の学習論。

グラッドウェルの「一万時間の法則」を引き合いに出しつつ、「プロを目指すのではなく、必要十分で楽しめるレベルにもっていくなら20時間でできる」との立場を表明。意志の力に頼らず、スタートダッシュを最速化するシステムについて研究されています。

完ぺき主義に毒されたすべてのお役人さま、なかんずく配下を苦しめるパワハラ上司への福音となることでしょう。


【本文より】

◯1日に行使できる意志の力には限りがあるのだから、賢く使ったほうがいい。スキル獲得のために意志の力を使うとすれば、練習の妨げとなる"ソフトバリア"を除去するのに使うのが一番いい

◯はっきり言っておこう。「時間があるとき」というのはまやかしだ。コートのポケットにたまたま20ドル札があった!といった具合に、たまたま時間が見つかる、ということなど絶対にない。時間があるときにやろうと思っているかぎり、それをすることは絶対にないだろう。時間を確保しようと思えばつくるしかない。

◯大切なのは、とにかく早く練習を始めることだ。練習について考えたり、思い悩んだりするのではなく実際に練習するのだ。

◯目的地がはっきりせず、そこに到達するための明確な戦略もなければ、非生産的に右往左往するうちにエネルギーを浪費してしまうだろう。

◯それでもかまわないのだ。何かを学びはじめたら、必ず達人にならなければならないという普遍的法則があるわけでもない。人生にはトレードオフがつきものだ。新しいことを探求し、多くを学んだら、また別のことを学ぶのは何も悪いことではない。
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