スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

島田荘司『アルカトラズ幻想』(文型春秋、2012)

島田荘司『アルカトラズ幻想』(文型春秋、2012)

SF要素ありのミステリ。大戦期のアメリカを舞台に、猟奇事件発生→2つめの事件→大学院生の論文→犯人逮捕・収監→不思議な国→謎解きと展開していきます。

この後半の不思議な国の部分、主人公格の記憶の混濁を描いていてまったく意味不明、呼んでいくのが非常にツライところですが、それだけに最後の謎解きパートで明らかにされていく過程がたまらなく快感です。

凄すぎる起承転結の具体例、あるいはここまでの「転」は他にないかとも思われます。

「よくわからんが、とにかくスゴイ」

細かいところでは、証拠書類として大学院生の古代地球における重力に関する論文を読んだ警官たちのとまだいが愉快です。


【本文より】
○「この惑星の上では、ホモサピエンスの直立二足歩行は危険な選択だったってことだ。引力が強すぎるから」
「だが、二足歩行するしかなかったろう」
ウィリーは言った。
「どうしてだ?」
「どうしてって…、四つん這いで地下鉄に乗れるか?どうやって改札を通る。四つん這いでどうやって自転車を運転する。署の連中がみんな四足で歩きはじめてみろ、フロアが狭くてたまらない」
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

望月もちお

Author:望月もちお
インドア派です。
本棚 http://booklog.jp/users/mocciom

もちお家TW
Twitterより
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。